E.YAZAWAそしてリアウインドウ考

自動車を運転していると、否が応でも目に入る前のクルマのリアウインドウ。

先ほど久しぶりに目にした「E.YAZAWA」のステッカー。

よくよく考えると、この矢沢永吉さんほどフルネームで呼ばれまた「E.YAZAWA」「EIKICHI YAZAWA」などローマ字表記され、なおかついまだにクルマのリアウインドウに名前を貼られている御方はありませんよね。

この御方と近い世代のアーティストだと、サザンオールスターズの桑田佳祐さんなどフルネームでの表記をやたらめったらと見かけることも無いような気がしますし、松任谷由実さんだとやはり愛称の英字表記「Yuming」は目にするもののリアウインドウにお見かけすることはあんまり無いかな。

さらに下の世代のアーティストで、個人名のステッカーを貼られてる方ってあまり思い浮かばないし。

それだけビッグな御方なんだとしみじみ。

あとリアウインドウついでにもう一つは、日頃の疑問。

「水曜どうでしょう」と記載されたステッカーを割と結構今もこの近辺でもちょこちょこ見かける件

「水曜どうでしょう」とは、俳優の大泉洋さんが世に出るきっかけとなった北海道テレビ制作のバラエティ番組名ですが、レギュラー番組としては20年以上前に終了しており、また兵庫だとサンテレビで時期おくれで放送されたことがあるそうですが(私は観たことがない)当地でそれ程話題になったような覚えもない。

ステッカーは番組関連グッズのようですが、なぜか阪神間でもリアウインドウに貼られてるのをちょこちょこ見かけます。

ホント不思議なんですよね。なんでだろう。

書評:掛布雅之さん著「掛布の打撃論」を読む

「ミスター・タイガース」のお一人、掛布雅之さんが書かれ上梓された「掛布の打撃論」を読みました。

私の父親は阪神ファンだったので掛布さんは子供の頃からお馴染みの方でしたが、取り立てて野球をするでも観るでも無い私がこの本に惹かれたのは、

「レベルスイング」という言葉。

打つべきボールを一番確率高く捉えられるのが、腰、肩、膝のラインを地面と平行に回すレベルスイングと唱えています。

野球をする方のために打撃と関連してまずキャッチボールをはじめ投球の大切さが書かれているところは私は野球を嗜まないので正直よくわかりませんでした。また掛布さんが師事された方、現役当時の同世代の方々やイチローなど下の世代から、阪神の佐藤輝明選手ら今の現役選手の打撃に関する言及などは(あーそーなんだー)という感じでした。

共感できる言葉をいくつか挙げると

「体をきれいに回転させるために意識しなければいけないのが、首から背骨の一本軸となる回転軸です。」

「少しアゴを引いて背骨の上にしっかり乗せることで、1本の軸ができます。」

「肩、腰、膝をグラウンドと平行(レベル)に回転させます。ここがぶれると、体は真っすぐ回転できません。」

「最短距離で捉えるにはバットのグリップエンドから」

「体の回転に従ってフォロースルーをとると、自然と手首が返るという感じです。なるべく手首を返さず、どちらかというと押し込むイメージです。手首は返そうとしなくても、ボールを捉えた後に自然と返るので、あまり意識しないほうがいいでしょう。」

「インパクトゾーンではレベル(地面と平行)になりますが、最初はダウンから始まります。構えた位置からヘッドの重みを利用しながら打ち下ろします。それと同時に体をレベルに回すことでスイング軌道もレベルに入っていくわけです。  インパクトでボールを捉えたあとは自然とアッパーの要素も入ります。」

「ボールを長く見て強く捉えるためには、レベルスイングが有効」

私がしてるゴルフスイングは地べたの玉を打つため、クラブの軌道がスイングプレーンという円弧の面を構成するという考えで

腰の高さを飛んでくるボールを打つバットスイングとはちょっと違うのですが、 

「首から背骨を回転軸として意識しつつ肩、腰、膝をグラウンドと平行(レベル)に回転させます。」

という一番肝となるこの部分は共感します(ただゴルフスイングは上半身を前傾した姿勢で行うため、肩については背骨を中心軸として回ると地面と平行にはなっていませんが)

私は正式なゴルフスイングの伝道者ではありませんので、正確ではないかもしれませんが、近年の特に一般アマの使うようなゴルフクラブの設計は特にアイアンのクラブは、昔のような過度のダウンスイング(ゴルフの場合「ダウンブロー」と呼ばれる)、を打ち方で求めない(=レベルブローで良い)仕様となっているようです。

掛布さんも、野球の打撃において原則的にはダウンスイングや、またアッパースイングもたしなめる言及をされています。

またメジャーリーガーの打ち方で多い印象のアッパースイングは、近年の「バレルゾーン」と呼ばれるやや上向き方向への打球が最もヒットの確率が高くなるというデータに基づいての傾向だと述べられています。

この書は決して身体の運動生理学的な視点で論じている訳ではなく、掛布さんがこれまで体験し感じ考えていることを掛布さんの言葉で表現されているものです。感覚的な表現も多く全体を通し口述筆記の雰囲気も多々感じるものの、よくよく考えると私の知る限りで長嶋、王クラスの球界のレジェンドの方々で、自身の打撃論をこのように章立てて正式に書き下したものは見たことがなく、そうした意味で興味深くまた価値ある書だと思いました。

すぐに謝れないボク

 お店とか公共の場のトイレの出入りでドアを開ける際に、向こうから私と反対に行こうとする人と鉢合わせする事があります。

 そんな時に即座に「ごめんなさい」とはっきり謝られる方をちょこちょこお見かけします。正確に記録している訳ではありませんが、年齢はだいたい30代から50代の私の年代くらいまでで、よき社会人・家庭人であられるっぽい雰囲気の方が比較的多いように記憶してます。

 私の方はというと、私が開けた扉が相手と接触したり危うく当たりかけたくらいの時に節目がちにモゴモゴ「すいません」という程度。

 先程こういうシーンであまりにも清々しく謝られた方と出くわしてしまい、こんな際はどうするのが適切かとふと考えさせられました。

 この場合、トイレの出入りの相手方の歩みをお互いが止めてしまったことになるので、扉がぶつかるぶつかってない関係無く双方が互いに謝るのがよいのかなと思い至りました。

 他人の気を止めるような事をしたら、相手の目を見て「ごめんなさい」とすぐ言える人、カッコいいですね。見習わねばなりませんね。

 

大塚国際美術館に行く


徳島県鳴門市の大塚国際美術館に行きました。

伺う前は、陶板に複製した名画ってどうなんと思っていましたが、いやいやなかなかの迫力でした。

 

松葉杖の達人?Ⅳ

④片松葉杖の使い方

どちらか片脚を骨折などして完全に浮かさないといけない時は、両腕で2本の松葉杖の操作が要りますが(両松葉杖歩行)、打撲や捻挫などで杖なしだとちょっと不自由といった程度の場合に補助的に松葉杖1本だけ使うケースもあります(片松葉杖歩行)。

私が昔整形外科専門医の試験勉強をしていた時の問題集では、片松葉杖は「ケガをしている(かばいたい)脚と反対側の腕で操作する」のが正しいとされていました。

それは、ケガした脚を前につく時に反対側の松葉杖も同時に前について、身体の左右でバランスよく体重を半分ずつに振り分けて支えられるからという理屈だからです。

しかし、ご年配の方がT字型の杖をご自身で持たれ使われている場合なんかもそうですが、打撲などのケガをされた一般の方に、ご希望に応じて松葉杖を1本お貸しすると、多くの方はまずはケガをされた脚の側の腕で持って使い始められます。

かばいたい脚の側に補助具を持ってしまうのはヒトの本能なのかなと思ってしまいます。

そう考えると正直なところ、片松葉杖は「自分がより安心できる方の腕で持って使う」のが正しいのかなと思うところです。

松葉杖の達人?Ⅲ

③杖の位置決めと体重移動での進み方

正直、正しい松葉杖歩行の仕方を書いた書物ってお目にかかったことがありません。

以前松葉杖の長さ決めで、つま先から約15cm先につく長さがいいよと書きましたが、実際に前に進む際にはそのちょっと先20cmくらいの位置につくので良いと思います(あまり先の位置になりすぎると体軸が傾きすぎて転倒のリスクが高まってしまいます)

杖先をつけたらそこを支点に体重移動しつつ移動です。

視線が杖先を見たままになりがちですが、前かがみで頭が下がりがちとなり危ないので、杖先が滑らないところにしっかり突いてるならば、思い切って目線は数メートル先を見るようにしたほうが前かがみになり難くバランスが崩れるリスクが下がります。

また、前に移動の瞬間に脇はさみパッドをしっかり腕ではさんでいないと、杖が体重の支えにならずやはりバランスが崩れ転倒のリスクが高まるので、しっかり脇ではさんでいるかどうか今一度ご注意を。

北九州再訪

久しぶりに北九州を再訪しました。

今回はフェリーを使います。

神戸の六甲アイランドのフェリーターミナルより出発です。

翌朝北九州市門司区にある新門司港に到着です。

そして北九州市と福岡市の中間に位置する宗像(むなかた)市にある宗像大社を訪ねます。

由緒ある神社です。

こちらは奥に高宮と呼ばれる小高く登ったところに舞台があり前回は伺ったのですが、今回は残念ながら時間の関係で本宮のみお参りさせてもらいました。

こちら古来から海上交通の安全祈願で、また今日では広く交通安全の神様として有名です。

私も交通安全を祈願しました。

 

次に北九州の玄関口は小倉駅前を訪ねます。

小倉駅前と言えば行くと必ず訪ねるお店があります。

「肉汁餃子のダンダダン 小倉店」です。

肉汁餃子のダンダダンは、東京に本店のある餃子のチェーン店で(阪神間にも何件かあるそう)、別に北九州発祥でもなんでもないのですが、小倉に行くと何故か訪ねてしまいます。

小倉駅南口から南西のロッテリアの角を西に曲がると直ぐに見えてきます。

店内は吉幾三の「雪国」のジャズトランペット仕様が流れ、なにやら昭和レトロな雰囲気です。

PE’Z(ペズ)の「雪國」

https://youtu.be/gxAublxzqWk

 

夜訪ねると餃子にビールなのですが、今回は昼なので初めてランチを食べました。

「餃子定食」1000円

こんだけ付いてご飯お代わり無料はお得です。

こちらの餃子は、無邪気に噛むと飛び散って周りがえらい事になるくらいの豊満な肉汁がウリですが、店員さんが給仕の際必ず「まずはタレをつけずにお召し上がりください」と言われるくらいこの肉汁餃子が美味しいのです。

ご馳走様でした!

 

次に松本清張記念館を訪ねます。

松本清張は昭和を代表する社会派推理小説作家のひとりだと思います。

北九州市小倉は松本清張の人間形成や作家デビューにとてもゆかりのある場所ですが、人間くささやバイタリティを何故か小倉に降り立つと、いつも私は感じてしまいますね。

 

そして旧門司港を訪ねます。

JR門司港駅です。

こちらはなかなか身近にはない「終着駅」です。

確か長崎駅もそうだと思いますが、区分上は同じ終着駅の阪神梅田駅や阪急梅田駅と違い、港に到着する「終着駅」ってそこから海に向かうロマンがあり、なんか好きなんですよね。

倉庫群などレトロな建物を過ぎ、港の端に行くと見えてきました。


関門海峡大橋です。

九州の玄関口の門司から、ここを渡れば本州となります。

今風の悩み

眼力の衰えで、眼鏡の下の方を通して手元を見る仕様にしています。

昨今の携帯電話では、個人認証を要する際は顔認証機能を利用していますがこの、画面を見下ろすようなクセの為か、顔認証機能がうまく作動しないことがあります。

その都度(あーせやせや)と思い出して、画面をまっすぐ見つめ直し顔認証OKにします。

ひと手間かかる、今風の悩みでした。

松葉杖の達人?II

①持ち手と脇はさみパッドの位置が肝心

みなさん、ドラマやコントでケガ人役の方が松葉杖をついてるのはこんなイメージかと思います。

松葉杖を使う上で、最も大事なのは松葉杖の上の端にあるパッドの位置です。

一般にこの写真の人みたいに、端のパッドにもたれかかるように脇の下を乗せて松葉杖を使うと思っておられる方がとても多いようです。

しかし、②で触れますがこのパッドの部分が、杖を操作する上で支点となる大事なところなのですが、そのパッドにもたれかかってしまうと杖が自由に迅速に操作するのが難しくなってしまいます。また脇の下には神経や血管が通っており、パッドに脇の下をもたれかかると腕のしびれや麻痺の原因となってしまいます。

このパッド部分は、「脇から握りこぶし一個分下の位置で、腕(上腕部)といわゆるわき腹(側胸部)で挟んで、松葉杖操作上の支点となる」のが正しい使い方です。

このパッドの位置を決めてから、杖全体のサイズ(長さ)や持ち手の位置を調整します。

脇から握りこぶし一個分下の位置でパッドをはさんだ状態で、立っている足のつま先から前方15cm外側15cmくらいの位置に杖の先がつくくらいなのが至適な杖の長さとされています。(15cmっていちいち測るんかい!ってとこですが、手をパーにおや指の股もいっぱいに広げて、成人女性だと中指とおや指の、成人男性だと人差し指とおや指のそれぞれ指先同士の間隔がめやすになりますよ。)

そしてパッドをはさんだままで、肘が軽く曲がった状態で握れる位置に持ち手があるのが適切な持ち手の位置とされています。

杖全体の長さや持ち手の位置は調整できますので、渡された松葉杖が合わない場合には遠慮なくその場で調整を頼んでみて下さい。

②脇はさみパッドを支点に持ち手で杖の操作をする

①で少し触れたように、わき腹と腕ではさんだパッドを支点に持ち手で進みたい方向に杖を向け、杖の先を突いて進んでいきます。

グーグルさまさま

火曜の夜にサンテレビで放映している、「クルマでいこう」というテレビ神奈川制作の自動車紹介番組をよく観ています。

横浜の放送局制作ということもあってか、エンディング曲が都会的なとてもセンスのよい垢抜けた洋楽ばかり流れてきて気に入っています。

耳について気になる曲がいくつかあるのですが、複数の洋楽曲を不規則にローテートしてかけているためか、エンドロールに曲名の表示がなく、なんともモヤモヤが募っていました。

そこでついに生まれて初めて、テレビで気になる音楽の原曲探しをしてみました。

よくわからなくて、まずはYahooやYouTubeの音声入力検索で「ふんふーふふーん」とか「たらららー」など鼻歌をスマホに吹き込むも、この普通の音声入力機能ははっきりと言葉を喋らないと反応しないのです。

その後で確かグーグルアプリをタッチした時にマイクのマークがあったと思い出し作動させたところ、一般の音声入力機能に加え「曲を検索」ボタンがあり押して吹き込んだところ、出てきたのです。

この「鼻歌検索」という機能、ちょっと前からある機能のようですが、初めて使い自分のまったくつたない鼻歌でドンピシャ結果がでると感動ものです。

こちらで判明した曲を二曲紹介します。

Maroon 5の「Payphone」

https://youtu.be/KRaWnd3LJfs?si=xiBCecgh_40wHcYQ

Maroon 5(マルーンファイヴ)はアメリカのバンドでこちらは一昔前の曲ですが、高音の心地よい歌声がなんとも言えないです。

 

Owl City & Carly Rae Jepsen  の「Good Time」

https://youtu.be/H7HmzwI67ec?si=vdHi75nyrB4J8US7

Adam Young(アダム・ヤング)というアメリカの音楽家のソロプロジェクトOwl Cityとカナダのシンガーソングライター、カーリー・レイ・ジェプセンのコラボ曲

これどちらかの曲をご存知の方ならわかると思うのですが、この曲のサビの「うぉおおおっお、おっおっおお」を鼻歌検索に吹き込んだところ、最も一致確率の高かった曲が西野カナというひとの「Believe」で、たしかにBelieveの出だしがまさにこれなんですよね…。

で次点の曲がこの「Good Time」ということです。こちらも一昔前の作品ですがいい感じです。

しかし少し前から自分は使っていたGoogleレンズという、撮った画像を検索かけると写っている商品ならその商品名やネット上でのその売価が表示される機構と合わせて、あらためてGoogleテクノロジーを思い知った出来事でした。

ではまた