ご高齢の方の骨折と骨粗しょう症

ご年配の方の骨折には、骨粗しょう症の潜在が関わっていることが広く言われています。

高齢の方の骨折で、背骨(脊椎圧迫骨折)、手首(橈骨遠位端骨折)などと並んで多い大腿骨(近位部)骨折について興味深い新聞記事がありましたので紹介します。

(2021/4/4読売新聞、転載許諾済)

骨粗しょう症は骨折で痛い思いをされてから初めてわかる場合が多いのですが、本文中にありますように、実は日頃の運動能力の衰え感が、単純に筋肉が弱ってきておられるばかりでなく、骨粗しょう症が関係しているケースもあります。

ある程度の年齢になられてからの、上に挙げたうちの太い骨の骨折については、寿命の長短にも関わっているとも言われています。その骨折予防の為にも骨粗しょう症の治療は大事なことなのです。

当院では同様の骨粗しょう症検査に加え同時に身体の各部位の筋肉量や体脂肪の測定も可能な体勢をとっております。お関心ございましたら是非どうぞ。