加入して何かとお世話になっている日本自動車連盟(JAF)の月報の最近の特集で、昨今何かと喧しい「あおり運転」につながる発端の一つ、いらいらや怒りのコントロール特集を目にしましたので紹介します。
怒りを管理する「アンガーマネジメント」という分野を職業とされる方がおられるのをはじめて知りましたが、その方の説によると、怒りの発生するメカニズムは、ライターに例えられるそうです。日頃のマイナスの感情がライターのボンベにたまっているガスで、それに日頃からその人が思っている「○○であるべき」という思いが裏切られる出来事が点火行為となり火がつく(=怒りの爆発)となる考えです。よって燃料となるマイナスの感情や状態がなければ点火しようとしても火は付かないし、またその「べき」と考える範囲を広げできるだけまわりを許容することで点火機会が少なくなり結果的に火が付くことが少なくなるという理屈です。
一番重要なのは時間に余裕を持つということでこれはもっともなことと思いました(わかってるのですがなかなかこれができないのですね)
実際に運転中にいらいら~怒りを感じたときの対処法として、合言葉を唱える、6秒かけて深呼吸などいくつか書かれていましたが、私にはたぶん今まで自ずと実践している「いらだちや怒りの対象から離れる」が最も効果的に感じました。何かとこちらと関わりをもち(良くない意味で)気になる車が近くにいた場合、あえて車線を変える、ペースを落とす、ルートを変える、道端のコンビニとかに立ち寄る、といったことで自ら離れていくのが一番良さそうな気が私はします。
日頃怒りにくくなるためには先ほどの理論により、マイナスの感情や状態を減らすための心とカラダの健康を保つことと、「べき」が裏切られたと思うことを減らすのに物事の許容範囲を広げる思考が大事だと書かれてて、これはうーむ考えさせられました記事でした。