運転していて思うことその2

喫煙しながらのバイク

私がバイクに乗り始めた頃は、パワーが出し易い2サイクルエンジン(2スト)のバイクが多く出回っており、この2サイクルエンジンというのはエンジンオイルとガソリンを混合してシリンダー内で燃焼する機構で、この2スト用のエンジンオイルはタバコの火でも引火することから、バイク乗車中に喫煙は厳禁とされていました。

この2ストエンジンのバイクですが、環境保護の観点から約20年前より各バイクメーカーは製造販売をしなくなり、現在では自動車エンジンと同じくエンジンオイルを燃焼させない4サイクルエンジンのバイクのみ販売されています。

液体のガソリンはタバコの火で引火しないとされており、そういう意味では現代ではバイク乗車中の喫煙自体は咎められることではありませんが、昨今は条例で路上喫煙に過料を科される地域も増えており、そちらの点で吸い殻や灰を撒き散らすかたちでの乗車中の喫煙は避けるべき事と思います。